ワールドとの戦略的パートナーシップの構築とその効果について両社にて、将来のファッション産業へのビジョン、同社の独自性あるビジネスモデルの発展、将来的な事業拡大の可能性につき議論を重ねた結果、より強固な関係を深めるために戦略的パートナーシップの構築こそが両社の発展に貢献するものと判断し、ワールドとの戦略的パートナーシップの締結に至った。今回のパートナーシップの構築によりワールドグループによる人材を含めた様々なリソース・ノウハウ提供に加え、100億円規模の成長資金面の支援を通じ、同社の潜在力を最大限に引き出すことで今後の拡大スピードの最大化と利益成長を実現し、企業価値を大きく向上すると言う。尚、同社がワールドグループへ加入することで、特に3つの効果が見込まれている。(1)強固な顧客基盤による効果2015年2月に開始したブランドバッグをサブスクリプションでシェアリングするというサービスは、 世界でも例がないサービスであるため、更なる事業拡大にはより高い認知を得る必要が存在する。これには一定のコストがかり、また同社はネットのみでの展開であることから現実世界といったリアル面が弱いといえる。これについて①ワールドの年間600万人のアクティブ顧客とリアル店舗による強固な顧客基盤、②同社が展開するラグジュアリーブランドリユース業での顧客、これらの同社グループが有する2つの強力な顧客基盤を活用することで当社の顧客基盤の拡大スピードの最大化の効果が期待できる。よってこれを機会に新たな顧客獲得に向け、同社グルーブの顧客基盤を活用し新たなキャンペーンを拡充していく予定。(2)資金を含めたリソース展開による収益力向上と飛躍的成長同社がより幅広く認知を獲得した上で、新規会員を拡大していくためには、バッグの拡充といった継続的且つ一定の投資が必要になる。ワールドグループに加入することで同社の拡大スピードに合わせた成長支援としての資金100億円規模の支援をワールドは表明。これにより今まで以上に魅力的なバッグを多数、揃えることができ、同社の新規、既存の会員に対して今まで以上に満足度の高いサービスを提供することができ、更なる収益力向上と飛躍的な成長が期待できる。(3)人材とリソースにおける効果同社が2015年の事業開始より毎四半期、連続且つ継続して会員、業績の拡大をしておりますが、一方で急拡大による成長痛として全方面で人材が不足している。また人材不足の中でも将来に向け、海外展開を進めている中、特に国内海外ともにマーケティング、デザイン、エンジニア、管理面で人材の不足が顕在化している。ワールドグループは、既に日本国内で確固たる基盤を保有していることに加え、アメリカを中心に、中国や東南アジアなどで展開しており、同社グループに加入することで同社が保有する人材、リソースの展開の支援により当社の社内基盤の強化と更なる発展が期待できる。よってこれを機会に同社の高いネームバリューを活用した求人活動を強化する。今後の当社の体制と動きについてこの度、ワールドとの戦略的パートナーシップにより同社グループに加入することで今後の拡大スピードの最大化と利益成長を実現。尚、それに際し、当社の創業者兼代表である児玉は、大株主並びに代表取締役社長として引き続き既存の当社経営メンバー(取締役、監査役、執行役員など)と共に拠点、名称等も従前のままで事業を運営し、更なる企業価値向上を目指す。また、ワールドとの事業拡大に向けたシナジーを発揮することを通じ、同社が将来的に株式公開(IPO)を実現しうる企業体質・事業基盤を確立することに留まらず、シェアリングエコノミーの浸透を通じて、共にファッション産業の多様性ある発展と活性化に貢献することを目指すと言う。