また、販売プロモーションの領域では、流通・小売りを中心にリアルとオンラインにまたがるオムニチャネル化が加速しており、デジタルテクノロジーとアナログメディアのメディアミックス施策による統合された顧客体験への期待が高まっている。
Print of Things®は、クラウド上で印刷版⽣成に必要な全ての機能を搭載しており、ビジネスの目的に応じて、「いつ」「何処で」「どれだけ」など、簡単な指示データを複数拠点のデジタル印刷機器へ送信することで常に安定した品質と納期で自動製造を可能にするサービスプラットフォームである。
事業会社のマーケティング・販売促進担当者は、このサービスを利用することで、印刷に関する専門的な知識を必要とすることなく、必要なルールを設定するだけでパーソナライズ化されたDM やカタログなど、高度な印刷メディアを⾃由⾃在に利活⽤ができるようになる。これにより、印刷メディアが本来持つ情報伝達能⼒をフルに活かした強力なコンテクストマーケティングの実現が可能になる。
■資⾦調達の⽬的
この資⾦調達によりPrint of Things®の更なる操作性向上、API の開発、カスタマーサポート体制の強化を実施すると同時に、MAツール提供会社との提携を拡⼤・加速。サービス利⽤者が容易にルール設定やテンプレートを利用できるようセルフサービス機能の充実を図るとともに、カスタマーサポートの能⼒を⾼めることで導⼊のハードルを下げ、利⽤頻度の向上を実現する。
また、印刷機器と連携するモジュールも強化。各印刷機器(⼯場)との⾃動連携とグリッドライン化を加速させ、よりリーズナブルな価格とエリアカバレッジで印刷メディアの新たな価値創造を⽬指す。
■今後について
2020年4月末にプレシリーズA・2ndラウンドを実施する予定だと言う。