対応するNFCスマートフォンへ本人認証アプリをインストールし、マイナンバーカードをかざすことにより、公的個人認証サービス(※1)を用いてインターネットを通じた安全・安心な本人確認を行うことが可能となる。
本人認証アプリは、地方公共団体情報システム機構が公開するJPKIライブラリおよび株式会社パイプドビッツが提供するスパイラル本人確認サービスをもとに、スマートバリューが開発した。
スマートバリューは、今後、GaaS上でデジタル化された行政サービスの展開を予定。オンライン申請・手続きサービスをはじめ、キャッシュレス機能による地域通貨や地域ポイント、チケッティングによる施設予約や移動手段の提供などを計画している。マイナンバーカードを用いた本人認証アプリの提供により、地域住民にとり、利便性が高く、安全・安心にデジタル化された行政サービスが利用できる環境を提供すると同時に、今後普及が見込まれているマイナンバーカードの利活用シーンの創出に貢献していくと言う。
スマートバリューは、住民ID基盤であるGaaSとマイナンバーカードを用いた本人認証アプリの展開を通じて自治体・企業と協働し、より利便性の高い行政サービスの創出を目指す。
※1:公的個人認証サービスとは、インターネットを通じて安全・確実な行政手続等を行うために、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされていないことを確認するための、マイナンバーカードに搭載されるICチップを用いた電子証明の仕組み。