セキュアブレインは、NTTデータ【9613】と大日本印刷【7912】(以下「DNP」)の3社は、インターネットバンキングにおける不正送金対策ソリューション「PhishWallクライアントレス(フィッシュウォールクライアントレス)」の普及を共同で進め、不正送金被害の削減に取り組み、NTTデータが提供する個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL」および、法人向けインターネットバンキングサービス「AnserBizSOL」を利用する金融機関に対し、セキュアブレインが開発した「PhishWallクライアントレス」を利用できるサービスを2015年11月16日より提供すると発表した。「PhishWallクライアントレス」では、利用者が金融機関のインターネットバンキングサイトに アクセスしたタイミングで、パソコンに表示される情報がウイルスによって改ざんされていないかを自動的にチェックする。さらに、改ざんの徴候を検知すると、警告メッセージを表示するとともに、画面への入力を遮断する機能を搭載。これによって、パソコンにセキュリティソフトをインストールしていない利用者についてもウイルス感染による攻撃への対策が可能となる。今後、3社は共同で、「PhishWallクライアントレス」の普及を進め、2016年3月までに20金融機関の受注・導入を目指す。