また運搬に必要だった時間を、農作物の生産にあてることができる環境をえることで、生産性の向上にも貢献していく方針である。
輸送された新鮮な農作物を『丹後王国「食のみやこ」』の施設内で販売するほか、地域内外の飲食店、スーパー等への卸などを通じ、販路の拡大を実現することで、より多くの方に丹後地域で採れた農作物の魅力を知っていただき、地域の活性化に寄与していく。
本事業は5月9日付けで、国土交通省近畿運輸局・農林水産省近畿農政局から、「物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画の認定を受けており、農業の振興と地域の活性化を目的とした貨客混載事業としては全国初の試みとなる。
6月1日には丹鉄「久美浜駅」にて、事業開始を記念した「出発式」を開催する予定である。