島根県は、2017年7月時点で人口が約68万5000人となっており、県外への人口流出や県内の産業の活性化が課題になっている。そのため島根県は、2007年より開始した「しまね産業活性化戦略」の一環として、島根県発祥のプログラミング言語「Ruby」の普及やIT企業の誘致など、IT産業の振興による地域の活性化に取り組んでいる。そして今回パソナテックは、島根県松江市にITエンジニアの育成拠点「島根Lab」を開設する。「島根Lab」ではプログラミング言語「Ruby」を扱えるITエンジニアの育成や、地元企業や自治体、大学等の団体と連携したITに関するセミナーや研修会、エンジニア同士の交流会の実施のほか、企業のWebシステム等の開発を行っていく。パソナテックは、本取り組みを通じ、島根県や、松江市と連携してITエンジニアを育成することで、新しい産業やITエンジニアの新たな就業機会を創出し、島根県の産業の活性化に寄与していく。