日本最大級のクラウドソーシングサービスを運営するランサーズ(株)(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋好 陽介)は、鹿児島県奄美市(市長:朝山 毅)と提携し、「フリーランスが最も働きやすい島化計画」の取り組みを開始すると発表した。離島の特色を活かした地方創生の新しい取り組みとして、両者は、フリーランスが働きやすい環境の整備や、フリーランスコミュニティーの育成・支援を行う。鹿児島県奄美市は、世界自然遺産に登録が期待される豊かな観光資源を持ちながらも、本土の経済圏から離れ、市内に大規模な産業がないことから、若年者が十分に能力を発揮できる就業の場が少ないという離島特有の問題を抱えている。しかし、その一方で、インターネットを活用することで地理的制約を越え、離島でも都心にいるのと変わらずに働けるフリーランスや腕のあるエンジニアが、近年少しずつUターン、Iターンしてきている傾向を捉え、奄美市では2020年までに200名のフリーランスを奄美市内で育成すること、50名以上のフリーランスの移住者を呼びこむことを目標に「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を本年度よりスタートする。奄美市は本取り組みにおいて、フリーランス支援窓口の立上げなど、フリーランスに対する行政サービスを整え、フリーランスコミュニティーの形成そして育成を行うとともに、離島のフリーランスにとって不可欠なIT環境の整備を進める。ランサーズは、奄美市ランサーに対して仕事機会の創出をサポートし、両者でフリーランスが働きやすい環境を整える。