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トランスコスモス・LINE、共同出資による新会社設立コンタクトセンターのLINEチャット化を推進

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トランスコスモス【9715】と、LINEは、共同出資による新会社「transcosmos online communications株式会社」 (本社:東京都渋谷区、代表取締役:貝塚 洋:、以下、transcosmos online communications)の設立について、3月17日に基本合意書を締結したと発表した。

トランスコスモスは、LINE公式アカウントの開設・運用から、LINEを活用したカスタマーセンターの構築、One to One マーケティングによるセールス・販促プロモーション、CRM戦略の立案と実行など、LINEに関するサービスをワンストップで提供してきた。企業と顧客の双方向コミュニケーションを可能にする「LINE ビジネスコネクト」の運用ツールをいち早く開発し、LINEが公式パートナーとして優先的に開発営業支援を行う「LINE ビジネスコネクト パートナープログラム」にも認定されるなど、企業のLINE活用について豊富な実績と経験がある。

LINEは、国内6,800万人を超えた登録ユーザーを活かし、LINE公式アカウントやスポンサードスタンプ、フリーコインなど、様々な形式で企業とユーザーの接点をつくり、その関係を豊かにしてきた。また、2014年2月から アカウントの各種機能を企業向けにAPIで提供し、各企業がカスタマイズすることで、ユーザーとの1対1双方向コミュニケーションや各企業のシステム・データとの連動サービスが可能になる「LINE ビジネスコネクト」を開始し、ニーズや事業特性に合わせた企業のLINE活用も拡大している。

このたび、新たに設立するtranscosmos online communicationsでは、LINE上における企業と顧客のコミュニケーションをより加速させるため、LINE ビジネスコネクトを活用した新しいサービスメニューの開発や、企業向けのコンサルティング、企画業務をトランスコスモスとLINEで共同で行っていく。

まず、その先駆けとして、トランスコスモスが特に得意とする、LINE上でのOne to Oneカスタマーサポートソリューションのさらなる導入促進を図り、企業がユーザーからの問い合わせをLINE上で対応する “コンタクトセンターのLINEチャット化” を促進していく現在、各企業がコンタクトセンターにおいて電話・メールで行っているユーザーサポート業務をLINE上でのチャットとメッセージのやり取りに移管することで、従来、電話やメールの問い合わせ受付だけでは実現できなかった相談内容への綿密かつ素早い対応や、問い合わせ自体がされずに関係構築が出来なかった顧客層へのアプローチも可能になる。また、既に導入されている企業による実績では、1時間あたりの対応可能件数が平均3倍に伸びるなど、対応業務の効率化および人件費の軽減も図ることができるとしている。

今後、transcosmos online communicationsでは、LINEのプラットフォーム・ユーザー基盤とトランスコスモスの営業・開発力などを活かし、企業とユーザーのより良い関係構築を実現する様々なソリューション・サービスの提供に向けて取り組み、企業と顧客の新たなコミュニケーションのデファクトスタンダードを目指していく方針である。