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グノシー、インドネシアのニュースキュレーションアプリKurioの株式取得

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Gunosy【6047】は、インドネシアのニュースキュレーションアプリ「Kurio(クリオ)」を運営するPT. Kurio(本社:インドネシア・ジャカルタ)の株式の取得についてKurioと合意した。
本合意により、GunosyはASEAN地域への本格的な事業展開を開始するとしている。

インドネシアは現在人口2.56億人と世界第4位の人口規模を誇り、Gunosyのコアユーザーである30歳未満の人口がその過半数を構成している(*1)。スマートフォンユーザー数は2019年に9千2百万人を超え、モバイル広告市場の急速な立ち上がりが見込まれているなど(*2)、モバイルインターネット領域においては、世界的に見ても高い成長ポテンシャルを持つ地域。Kurioはインドネシア国内の市場環境を背景に多くのユーザーの支持を獲得している。

Gunosyはインドネシアという市場ポテンシャル、プロダクト品質、当社と同質のKPI経営を実行する企業文化、それらを作り上げてきたKurioチームを高く評価。この度の資本参加に伴い、人的支援を通じて、Gunosyのもつ人工知能アルゴリズム、マーケティングやコンテンツ流通ノウハウなどを共有し、両社のもつ強みを相互に活かしながらインドネシア、そしてASEAN地域に適した事業展開を推進していく方針。

Gunosyは、日本国内でこれまで培ったメディア事業のノウハウを基に、アジア市場の開拓を積極的に推進している。2015年11月には、韓国最大級のモバイルコンテンツ・プラットフォーム「Pikicast(ピキキャスト)」を運営するPIKICAST CO. LTD.(本社:ソウル市 )への出資を発表した。今回のKurioへの出資は、サービスの地域対応(ローカライズ)が強く求められるニュースキュレーション事業領域において、現地の有望な企業への出資を通してその地域へ進出していくという、Gunosyの海外戦略の一環である。

出所:(*1) 国連、(*2) eMarketer

■ Kurio(クリオ)の概要  (2016年3月15日現在)

 名称: PT. Kurio

 所在地: インドネシア ジャカルタ

 代表取締役CEO: David Wayne Ika

 事業内容: モバイルインターネットサービスの提供

 資本金: 8,600,000,000インドネシアルピア

 設立年月日: 2014年1月

 株主: PT. Merah Cipta Media、CA Asia Internet Fund 1, L.P.、その他(経営陣及び個人投資家)

■ Kurio(クリオ)とは

Kurioは、インドネシア有数の財閥グループであるDjarum Groupの傘下で、先進的なテクノロジー及びインターネット事業を営むGDP Ventureの子会社(PT. Merah Cipta Media)の社内ベンチャーとして設立された。CEOのDavid Wayne Ikaは、インドネシアで最もユーザーを集めていたコンテンツメディア企業のCEOを5年間務め、メディア業界におけるリレーションシップやプロダクトへの造詣など、メディア運営に多くの経験値と深い知見を有している。現在Kurioは”Knowledge is Power”というテーマを掲げ、240のメディアと提携し、Android及びiOSに対応した高品質のプロダクトによって、ユーザーにタイムリーで魅力的な情報を届けている。

■ 取得株式数及び取得後の所有株式の状況

(1) 出資金額: 67,394,260,634インドネシアルピア

(2) 取得株式数: 7,799,554株(株式所有割合:43.8%、議決権所有割合:12.1%)