1. TOP>
  2. 資本・業務提携
  3. アドバンスト・メディアの子会社グラモ、第三者割当増資により総額2億円の資金調達

アドバンスト・メディアの子会社グラモ、第三者割当増資により総額2億円の資金調達

  • feedy

アドバンスト・メディア【3773】の子会社、グラモは、株式会社 環境エネルギー投資が無限責任組合員を務める EEI スマートエナジー投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額2億円となる 資金調達を実施した。

アドバンスト・メディアでは、事業拡大の取り組みとして、「既存コアドメインのさらなる成長」を第一のエンジン、「新規ビジネス創出・M&A・海外事業展開」を第二の成長のエンジンと位置付け、これら2つの成長エンジンの駆動で、飛躍的な売上増大の実現を目指している。第二の成長エンジンの基軸の1つして、平成 25 年9月より、 ネットワーク接続型の高機能学習リモコン「iRemocon」の開発・販売およびサービス提供を行う、グラモを完全子会社化し、連携を強化していた。 グラモは、これまでケーブルテレビ会社、通信会社、住宅メーカー、車メーカー、太陽光パネル関連会社など、様々な業態の企業と提携し、「iRemocon」のサービス提供に努めてきた一方、グラモがターゲットとしているエネルギー関連市場は本年4月からの電力の完全自由化に加え、来年からはガスの自由化が予定されており、大きな転換期を迎えている。これにより、エネルギー関連企業は市場の拡大と共に、今までにないサービスの拡充が求められている。 各エネルギー関連企業の差別化戦略の一環として、エネルギーの見える化やエネルギー制御の需要は高く、また、 経済産業省の推進するZEH(ゼロエネルギー住宅)にもHEMS(Home Energy Management System)が必須となっている状況の中、HEMSや家電コントロールの先駆けであるグラモに対してのニーズも増加傾向にある。
今回の第三者割当増資の引受先となる環境エネルギー投資は、エネルギー関連企業に幅広く投資を行っており、環境エネルギー投資のネットワーク先企業等とのアライアンスやノウハウを活用することで、グラモの更なる事業拡大とサービスの加速を目指す。 今回の資金調達は、運営体制の強化による既存サービスの拡大、人的協力の獲得、事業成長促進のための新規サー ビスの開発等を実施するのが目的。資金調達に加えて、環境エネルギー投資からは役員を迎え、新たな体制にて 事業を展開していく計画。加えて、アドバンスト・メディアは、グラモに対する貸付金2.6 億円の株式化を行った。
将来の上場を見据え、アドバンスト・メディア、グラモ及び環境エネルギー投資は、技術開発力、ノウハウ、顧客基盤等を相互に活用し、電力市場での一層の成長・発展を目指し、「iRemocon」に関する事業を共同推進していくとしている。

【第三者割当増資について】
■引受先 EEI スマートエナジー投資事業有限責任組合
■調達総額 200,047,000円(2 億47,000 円)

【EEI スマートエナジー投資事業有限責任組合概要】
名称 : EEIスマートエナジー投資事業有限責任組合
上記投資事業有限責任組合 の 無 限 責 任 組 合 員 : 株式会社環境エネルギー投資
所 在 地 : 東京都品川区東五反田5-20-7
設立 : 2015年4月

【会社概要】
<株式会社アドバンスト・メディア>
代表者 : 代表取締役会長兼社長 鈴木 清幸
本社 : 東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館6階
U R L : http://www.advanced-media.co.jp/
設立 : 1997年12 月
資本金 : 49 億7,309万円(15,929,405株)(2015 年3月末現在)
事 業 内 容 :  ◆AmiVoice を組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う「ソリューション事業」
        ◆AmiVoice を組み込んだアプリケーション商品を提供する「ライセンス事業」
        ◆企業内のユーザーや一般消費者へのサービスにAmiVoiceを提供する「サービス事業」

<株式会社グラモ>
代表者 : 代表取締役社長 後藤 功
本社 : 東京都豊島区東池袋3-23-13 池袋 KSビル6階
U R L : http://www.glamo.co.jp/
設立 : 2011年2月
事 業 内 容 : iRemocon関連事業、SI事業、ライセンス事業