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博報堂、小学校高学年向けの創造性教育プログラム「ロボット動物園」を高知県佐川町と共同開発

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博報堂のソーシャルデザイン専門組織hakuhodo i+dとissue+design、高知県佐川町は、小学校高学年の「総合的な学習の時間」で行うことを想定した、木工ロボット作成キットを利用する創造性教育プログラム「ロボット動物園」を共同開発した。

 「ロボット動物園」は、hakuhodo i+dがこれまで生活者の課題解決に取り組んできた経験や地域の活性化支援のノウハウの蓄積をもとに、次世代を担う創造的人材育成アクションの一環として行うプログラム。
プロジェクトの意義を学ぶワークショップを行ったのち、木工ロボット作成キットを利用し、ロボットを制作する。その制作過程では、自らデザインをしたり、電子回路を組み立てたり、動作プログラムのコードを書き、色、形、動き、鳴き声が異なる世界にひとつだけのオリジナル動物ロボットを参加者全員一人ひとりが完成させる。

 そのような創作行為を通じて、自らが興味をもった領域に熱中し、とことん頑張る経験をすることで、下記の多面的な創造性を身につけることを目標としている。
 ・自らの力でゼロから新しい問い(何が問題であり、何を解決すべきなのか?)をつくる能力
 ・その問いに対して粘り強く考え、創意工夫をこらして独創的な解を生み出す能力
 ・人の気持ちを動かし、生活を豊かにする美しいもの、楽しいものを産み出すデザイン能力
 ・情報技術の力を活用し、課題解決のための新しい仕組みを作るプログラミング能力

 第一弾として、高知県佐川町立尾川小学校6年生の「総合的な学習の時間」の一環で「さかわロボット動物園」を実施。hakuhodo i+dとissue+designは、平成28年4月より高知県佐川町総合計画策定事業を担当しており、同町とは今回の小学校6年生向けのプログラムの実施のみならず、中学生を対象にしたプログラム開発も共同で取り組んでいく予定。