また、ブライダル情報誌「ゼクシィ」の生みの親として知られる渡瀬ひろみ氏が、顧問に就任したと発表した。
ブランニュウスタイルは、2014年7月にタスカジの運営を開始した。タスカジは、家事のお仕事をしたい個人と家事をお願いしたい個人とをつなぐ、シェアリングエコノミー型のマッチングプラットフォームサービス。「1時間1500円~という業界最安の価格」、「PC やスマートフォンで簡単に予約ができる利便性」、「レビューとプロフィールを見て自分好みのハウスキーパーを選べる安心感」、「英語ネイティブの外国人、栄養士、整理収納アドバイザーといったハウスキーパーの多様なスキル」が評価され、共働き家庭を中心にサービス利用者を伸ばしている。
これまで広告出稿等のマーケティング活動は行っていないにも関わらず、ユーザーのクチコミにより、この3月には予約件数が1万件を突破し、日経DUALの「利用したことがある家事代行サービスランキング」で第3位に選ばれた。現在の会員数は4000名以上、登録タスカジさん(ハウスキーパー)数は200名を超えている。
これは、タスカジが、仕事と家事育児の両立に奮闘する子育て世帯や、家事スキルを活かして自由な時間で働きたい主婦のニーズに応えられていることの証しだと受け止め、今回の資金調達により、サービスの充実や拡大を加速するための体制づくりに力を注いでいく。早急の取り組みとしては、ユーザビリティ向上およびオペレーション効率化のためのシステム投資(エンジニア採用含む)と、カスタマーサポートセンターの体制強化を図る予定。
■調達先の概要
・みずほキャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齊藤 肇)
・三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安藤 啓)
・大和企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:川﨑憲一)
・渡瀬ひろみ(個人、株式会社ぱど 代表取締役社長) ほか
■渡瀬ひろみ氏について
渡瀬氏は、リクルートでブライダル情報誌「ゼクシィ」を立ち上げて以来、新規事業畑を歩み、独立後の現在はコンサルティングやベンチャー投資を通じて、起業支援や女性活用支援に力を注いでいる。その豊富な知識や経験によって描かれる豊かなビジョンを指針に、ブランニュウスタイルは今後さらなる成長を加速させたいと考えている。
<渡瀬ひろみ氏コメント>
「高齢化が進む中、女性の社会進出が求められている日本において、家事支援のサービスはなくてはならないもの。家事、子育て、親の世話に『妻』であり『母』であり『嫁』である女性に負担が集中しがち。女性がもっと活躍するために本サービスを世の中に浸透させたい。タスカジのプラットフォームは、CtoCをベースにしており、最低コストで、かつ、柔軟なサービスとして市場に浸透しやすい形になっている。経営チームも経験豊かで、頼もしいチーム。日本の社会課題を解決する事業として大きく育てていきたい。」
<渡瀬ひろみ氏プロフィール>
1988年京都大学卒、リクルート入社。入社4年目で社内新規事業提案制度でブライダル情報誌事業を起案。「市場小さく事業が成立しない」という理由で落選しながらもマーケット性を粘り強く証明し、事業化まで牽引。ブライダル、住宅、ベンチャー支援、クラウドソーシング、ビジネスポータルなどの領域で月刊誌、フリーペーパー、インターネットサイト、イベントなどの新規事業を手掛け、プロジェクト・リーダー、編集長、事業責任者を歴任。2010年3月退職、新規事業コンサルティングの株式会社アーレア設立。2013年、ベンチャーキャピタル事業の株式会社トライアムパートナーズ設立。2014年6月株式会社ぱど(JASDAQ上場)の代表取締役就任。
*これまでの社会活動*
・新規事業プロジェクトや起業家育成プログラムの委員経験多数。
・ビジネスプランコンテスト審査員経験多数。
・「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」日本大会運営委員、推薦部会座長(2008年まで)。
・法政大学特別講師。ベンチャー起業についてや、アントレプレナーシップについて。