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メドピア、医師間(DtoD)の皮膚疾患診療支援サービス「ヒフミル君」との連携開始

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メドピア【6095】が運営する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」と、エクスメディオが運営する医師間(DtoD)の皮膚疾患診療支援サービス「ヒフミル君」は、連携を開始した。

メドピアは、医師10万人以上(国内医師の3人に1人)が参加するコミュニティサイト「MedPeer」を運営し、医師1人1人が臨床現場で得た知見を全国規模で共有し、「集合知」として蓄積することで、日本の医療の質を向上することを目指している。そのコンテンツの1つ「症例検討会」では、有名臨床研修指定病院から出題される症例で、会員医師が鑑別診断に挑む。大学や病院の垣根を越えて診断のプロセスを共有・追体験することで、診断力向上に貢献している。

エクスメディオは、遠隔診療支援を行う医師向けアプリ「ヒフミル」において、非専門医のための皮膚疾患診療支援サービス「ヒフミル君」と眼科疾患診療支援サービス「メミルちゃん」を展開。ヒフミルの利用医師は、本サービスで相談を投げかけると、12時間以内に専門医から診療のアドバイスを得られる。ヒフミルの遠隔診療支援(※)によって、専門医による治療が必要な患者をトリアージした上で、実際の皮膚科や眼科の受診につなげる。

このたびの「MedPeer」と「ヒフミル君」の連携により、MedPeerの「症例検討会」において『ヒフミル君クイズ』が出題される。ヒフミル君で実際に相談のあった皮膚疾患症例の中からクイズが出題され、MedPeerの医師会員が鑑別診断に挑んだ後、ヒフミル君の皮膚科専門医が総評を行う。1つの症例を全国の医師で鑑別診断し、その症例と鑑別結果がMedPeer内にナレッジ(集合知)として蓄積されていくことで、非専門医の皮膚疾患診断力の向上を長期的にサポートする。
特に地方の医療現場では、1人の医師が専門外の病気を診察するケースも多く、非専門医への遠隔での診療支援やナレッジの共有は、全国における医療の質を向上するためにも重要。今後、厚生労働省や日本医師会等とコミュニケーションを十分に取りながら、ITを活用した医師への支援を充実させていくとしている。

※ヒフミルは医師向けに診療アドバイスを行うものであり、疾患の診断を行うものではありません。

<メドピアの概要>
会社名 :メドピア株式会社(https://medpeer.co.jp)
本 社 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17階
設 立 :2004年12月
代表者 :代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
事業内容:医師専用コミュニティサイトの運営、医師集合知サービス、医師求人情報サービスの提供

<エクスメディオの概要>
会社名 :株式会社エクスメディオ(https://exmed.io)
本 社 :高知県高知市梅ノ辻1-1 みつわビルⅡ302号室
設 立 :2014年12月
代表者 :代表取締役 物部 真一郎
事業内容:インターネット等のネットワークシステムを利用したモバイル向け医療支援ソフトウェア・ITサービスの企画・研究・開発