DataWeave はインドのバンガロールに主要拠点を持ち、「Price weave」という分析ツールを各国の法人顧客向けに展開。Price Weave はインド・インドネシア・マレーシア・シンガポール・タイ・アメリカ・ベトナムなど多くの国の EC 価格情報を保有し、世界的な Eマーケットプレイスやメーカーに導入実績がある。 一方オークファンはショッピング・オークションを中心に商品の取引情報を 10 年以上にわたり蓄積しており、そのデータ 量は 300 億件以上。月間 1500 万人が訪問するメディアを運営している。 今回のデータ連携により、DataWeave が保有する 10 億 商品の EC 価格情報を、オークファンの法人顧客に提供することが可能になる。 個人事業、中小企業向けには、既に展開する「オークファン PRO」に海外データを追加することで、国際的な輸出入の促進、より幅広い商材の個人貿易が可能になる。 大手企業向けには、グローバルに展開する化粧品、家電、アパレル等のメーカーや小売業はもちろん、今後海外で EC 事業を開始したい顧客に提供することで、EC 立ち上げ支援やマーケティング支援を展開していく。オークファンと DataWeave のデータを掛け合わせることで、北米や ASEAN の EC 上での同一商品の価格情報全体やトレンドを比較分析することができ、多国籍マーケティングが可能となる。
■オークファンが DataWeave 日本進出の戦略パートナー
DataWeave が連携先としてオークファンを選んだ理由は、オークファンが日本で価格情報を幅広く提供・分析している企業であり、非常に親和性が高く、また日本市場への早期進出の実現も視野に入れているため。一方オークファンでは、海外の価格情報と連携することにより、法人顧客のグローバル視点での進出戦略の立案に役立てていただけるとみている。さらに、オークファンの持つ機械学習のノウハウを活かし、DataWeave のデータのマイニングを進めることで、マーケティングオートメーションにおける新たな知見を蓄積することが可能であるとしている。