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日本向け留学支援プラットフォーム運営の『STBooking』、US$200,000の資金調達を実施

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日本向け留学支援のB2B2Cプラットフォーム「ST Booking」を運営するST Bookingは、シンガポールに拠点を置くベンチャーキャピタル BEENEXT 及び他の投資家を引受先として第三者割当増資を実施し、シードラウンドにてUS$200,000を調達した。
今回調達した資金は、新サービスの立ち上げ、ブランド名の認知及び東南アジアにおけるエージェンシー・ネットワークの拡充に用いる予定。
ST Bookingが現在までに築いた留学エージェントとのネットワークは、台湾、タイ、ベトナムを中心に約1100社にのぼる。

ST Bookingのオンラインマーケットプレイスは日本の教育機関へアクセスできずにいた留学エージェントへ、ワンストップソリューションを提供する。現在、海外の留学エージェント及びコンサルタントは、日本への留学生派遣先を確保する際、直接日本へ出向き、留学受入先を探さなければならず、その際の日本語通訳スタッフの採用をはじめ、多額の先行投資が強いられている状況にある。そして例えこれらの留学エージェントが留学生を日本の学校へ入学させることに成功したとしても、その先には、滞在先、家賃の保証人、アルバイト先等の確保といった生活支援における課題が山積している。

これらの課題への解決策を提供するため、ST Bookingは海外の留学エージェントが日本の教育機関をはじめ、賃貸不動産業者、職業斡旋業者、旅行会社等のあらゆるサービス提供者と自由なコミュニケーションがとれるプラットフォームの提供を目指している。語学学校、英語で提供される大学の学位取得プログラム、専門学校、住宅情報や留学生向けの職業等の様々な分野の情報を一つのプラットフォームにデータとして集めることで、教育コンサルタントや旅行業者は、これまで分散していた情報にワンストップでアクセスが可能になる。

■ 今後の展開
ST Bookingのミッションは、海外留学生が抱く日本の閉鎖的なイメージを変えること。実際日本政府は自国の国際化に大変強い責務を負っており、ST Bookingはそのメッセージを世界に発信することを目標としている。日本政府は、GDPに貢献するものとして旅行や観光産業により重きを置き、2014年には185,000人だった海外留学生を2020年までには300,000人にまで増やし日本に誘致することを目標に掲げている。ST Bookingは、まず台湾、タイ、そしてベトナムにおける留学エージェントネットワークの強化に焦点を当て、将来的にはインドネシア、ミャンマー、カンボジアやネパールへの進出も視野に入れている。シンガポールにて設立されたST Bookingは、市場への機敏な対応と現場目線でのサービスを提供するために、東京と台北に拠点に置いている。

■ ST Bookingについて
https://stbooking.co/
ST Booking は CEO 森川照太氏、CFO Tiffany Wu氏、シリアルアントレプレナー兼エンジェル投資家である Mark Hsu氏らによって2015年9月25日に設立される。

■ BEENEXTについて
http://www.beenext.com
BEENEXT Pte. Ltd.は佐藤輝英氏、Dirk van Quaquebeke氏、前田ヒロ氏によって創業されたシンガポールに拠点を置くベンチャーキャピタル。「起業家の、起業家による、起業家のためのパートナーシップ」になるというミッションを掲げ、インド、東南アジア、日本そしてアメリカの起業家達の支援をしている。