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アドウェイズ、VR制作ソフトウェア開発のディヴァースへ出資

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アドウェイズ【2489】は、バーチャルリアリティ(VR)制作ソフトウェアの開発を行うDVERSE Inc.(本社:米国デラウェア州、CEO:沼倉正吾、以下ディヴァース)へConvertible Note(日本における転換社債型新株予約権付社債に相当)引受けによる出資をした。

ディヴァースは、システム開発、ゲーム開発、映像製作、音響製作、空間デザインなど各ジャンルのクリエイター/スペシャリストにより構成。現在は、次世代端末として話題のヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)を使用するVR制作ソフトウェアを開発しており、ディヴァースが開発する「SYMMETRY(シンメトリー)」は、”簡単”、”リアルタイム”、”高品質”を特徴とするVRコンテンツ制作ソフトウェア。3DCADデータ/3Dモデルファイルを入力し、VR空間内において直観的な操作でシーンの編集と即時の確認を行い、様々な端末向けのVRコンテンツの出力が可能になる。

ディヴァースは、今回の資金調達により開発体制を強化し、誰もが簡単にVRコンテンツを制作し楽しむためのソフトウェア構築を進めていく予定。

VR市場は、Facebook社がOculus VR社を20億ドルで買収、Google社やAlibaba社はMagic Leap社に巨額を投じ、日本においてもゲーム会社各社がVR会社への出資やVRコンテンツ用のスタジオを作るなど、非常にポテンシャルの高い市場となっている。

アドウェイズでは、既にVRを用いた取り組みの事例もありVRに関して包括的な知識や経験を有するディヴァースへの出資を通じて、今後のVR市場の調査だけでなく、将来的なスマートフォンによるVRコンテンツや広告分野での協業可能性も追求していくとしている。

今回の資金調達に関しては、アドウェイズの他、500 Starups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、ウィルグループインキュベートファンド、スローガン、エンジェル投資家の川田尚吾氏らも出資を行っている。