現在、世界中でおよそ1000を超えるサービスが提供され、100万台以上の自転車がシェアされている。
■2014年、東京五輪・パラリンピックのための街づくりの参考のため、東京都知事はロンドンを訪問し、ロンドン市長と会談。「自転車専用レーンを2倍に拡張し、シェアサイクルも広げる」趣旨の発言をした。2010年、ロンドン市長は実際に「London Cycle Revolution 」での交通政策の柱として自転車の利用促進を行った。目玉政策としてシェアサイクルサービスであるBarclays Cycle Hireを導入し、その普及に成功している。
東京都の予測によれば、五輪期間中、東京メトロと都営地下鉄の乗降客数は一日当たり平均850万人で、従来比10%以上増加するといわれている。東京オリンピックを契機に、シェアサイクルの需要は拡大していくことが予想される。