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CSN地方創生ネットワーク、和郷の鮮魚・農産物輸出事業を統合

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CSN 地方創生ネットワーク(以下、「CSN」) と和郷の鮮魚・農産物輸出事業を統合することで、両社は基本合意致した。
羽田空港内 に独自に設置した羽田市場を拠点として、革新的鮮魚流通を目指す CSN と、農業生産者の 自律を合言葉に日本の食材の海外展開を促進している和郷の鮮魚・農産物輸出事業を統合することで、「日本全国の漁師から直接仕入れた鮮魚をグローバルに展開する」という成長ストーリーを一層加速していく。また、本統合は、政府が掲げる「水産日本の復活」や「地方創生」とも合致しており、政府や全国の漁師、農業生産者と密な連携を行い、世界に誇れる日本ブランドの水産物、農畜産品の輸出拡大に貢献していくとしている。

今後は、鮮魚及び農畜産品の輸出オペレーションの融合、輸出手続き及び物流の統合による合理化、多様化する海外顧客からの要求に対応する商品ラインナップの拡充、羽田市場 超速鮮魚®ブランドのグローバル展開を実現していく。これにより、鮮魚輸出事業は、今期売上高 8 億円を見込んでおり、約 8 割の売上高を占める北米に限らず、今後成長の見込まれるアジア地域も一層強化していく。アジア地域において、和郷はシンガポール、香
港、マレーシア、タイ、台湾に現地法人の設置も一部行いながら既に進出し着実な実績を積み上げており、統合後も中長期的な重点地域として取り組んでいく。
また、本統合をきっかけとして、両社はパートナー企業として、国内及び海外、鮮魚及び野 菜の包括的事業領域で連携する予定。本提携は、数年後の株式公開を目指す CSN にと って大きな成長エンジンとなり、また和郷にとっても事業拡大の大きな機会となる。今後、スピード感をもって事業シナジーを実現し、両社の顧客・取引先・従業員・株主を含む全てのステークホルダーに、本統合の価値を還元していくとしている。

鮮魚・農産物輸出事業の統合スキーム
会社分割のスキームを用いて、和郷の鮮魚・農産物輸出事業を CSN に統合。本スキームを通じて、和郷は CSN の一部株式を保有し、両社は資本業務提携を行う。