ソーシャルモバイルゲームの企画・開発を行うアカツキ【3932】は、アウトドアレジャー専門の予約サイトを運営するそとあそびの全株式を段階的に取得し、子会社化すると発表した。なお、取得価額は1410百万円。また、リアルライフ領域への事業進出の第一歩として、「ライブエクスペリエンス事業」の開始を決定したことも併せて発表した。アカツキグループは、これまでモバイルゲーム事業のみを行ってきたが、今後はこれまでゲームの領域で培ってきた、体験や感動を提供するためのノウハウやテクノロジーをリアルライフ領域にも活用したい考えで、「ライブエクスペリエンス事業」の開始を決定した。ライブエクスペリエンス事業(以下「LX事業」)とは、ライブ(生の、リアルな、ワクワクする)・エクスペリエンス(体験)の意味で、人々にワクワク・感動するリアルな体験を提供する事業。一方、2004年に設立されたそとあそびは、初心者が気軽に安全にアウトドアを「レジャー」として楽しめる情報インフラを創ることを目指し、予約サイト『そとあそび』を運営。アウトドアレジャーの魅力を伝えることで、継続的な成長を実現してきた。同サービスの長年の運営により、同社は数多くのアウトドアレジャー事業者との強固な信頼関係・ネットワークを構築し、良質な企画・コンテンツを豊富に獲得。また、その良質なコンテンツの提供によりロイヤリティの高いユーザー基盤を保有している。今回、そとあそびとアカツキグループのそれぞれがもつ資産を合わせることで、自社単独で事業を行うよりもLX事業の成長スピード・成功可能性を大きく高めると判断し、子会社化するもの。以上、M&Aタイムスより