婚活・結婚支援サービスを提供するIBJ【6071】は、ウインドアンドサン(以下「WAS」)を子会社化することを目的としたWAS株式に係る「株式譲渡契約」を締結すると発表した。IBJは、成婚カップルを生み出すだけでなく、そのライフデザインサポートサービス(主に結婚前後における生活関連サービス)についても事業領域を拡大している。今回、ウェディング関連事業への本格参入を目的として、ウェディングのジャンルや地域など、 顧客ニーズに特化した専門媒体を有し、さらには式場送客デスク(サービス名:「ウェディングnavi」)を運営するWASの株式を取得するもの。IBJの成婚カップルは、こだわりのある結婚式を挙げたい比較的富裕レンジに位置するカップ ルが多いこともあり、ニーズ特化型の専門媒体を有するWASのターゲットと合致するものといえる。よって、IBJの婚活ラウンジへ専門誌を設置することで、IBJの有する日本最大の婚活会員基 盤へ効果的かつダイレクトにリーチできるという、他媒体にはない独自の強みを持ったウェディ ング媒体となるため、WASの広告獲得力の強化に繋がるとしている。また、IBJの婚活ラウンジ内に「ウェディングnavi」を併設することで、IBJの成婚カップルを「ウェディングnavi」にスムーズに送客することが可能となり、さらなる収益拡大が見込まれる。今回の子会社化により、IBJとWASの事業運営ノウハウを融合し、IBJグループとしてウェディング関連事業の拡大により一層注力していく考え。~M&A Timesより