音声認識エンジンを組み込んだソリューションやアプリを提供するアドバンスト・メディア【3773】は、子会社であるグラモが日本ベンチャーキャピタルが無限責任組合員を務めるNVCC7号投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額30百万円となる資金調達を実施したと発表した。アドバンスト・メディアは、平成25年9月より、ネットワーク接続型の高機能学習リモコン「iRemocon」の開発・販売およびサービス提供を行う、グラモを完全子会社化し、連携を強化してきた。グラモは、これまでケーブルテレビ会社、通信会社、住宅メーカー、車メーカー、太陽光パネル関連会社など、様々な業態の企業と提携し、「iRemocon」のサービスを提供してきた。一方、グラモがターゲットとしているエネルギー関連市場は本年4月からの電力の完全自由化に加え、来年からはガスの自由化が予定されており、大きな転換期を迎えている。これにより、エネルギー関連企業は市場の拡大と共に、今までにないサービスの拡充が求められている。今回の資金調達は、更なる運営体制の強化による既存サービスの拡大、事業成長促進のための新規サービスの開発等の実施を目的とし、これにより、グラモの更なる事業拡大とサービスの加速を目指すもの。以上M&Aタイムスより