メンバーズ、WeChat運営企業Tencentの公式DSPパートナーiClickInteractiveAsiaの日本企業初の戦略的パートナーとして、サービス提供を開始

メンバーズ【2130】は、WeChat（微信）を運営するTencentの公式DSPパートナーであるiClick Interactive Asia Limitedの戦略的パートナーとして日本企業で初めて、サービス提供を開始した。
iClickの中国最大のモバイルDSPを活かし、中国人観光客の訪日前から訪日中までを高度に追跡できるIPスイッチングなどを用いた、オリジナルの“訪日中国人向けパッケージ広告”を開発した。今後もメンバーズは、インバウンド（訪日外国人旅行者）向けデジタルマーケティング支援事業の更なる強化を図っていくとしている。

■背景
訪日外国人旅行者の旅行情報源はインターネット（スマートフォン含む）が56.7％と、インバウンド（訪日外国人旅行者）向けマーケティングにおけるWebサイト活用とソーシャルメディア活用の重要性が高まっている。国・地域別で訪日外国人旅行者の1位を占める中国人観光客は、訪日前に旅行サイトやメッセージアプリWeChatなどを用いて情報収集を行い、訪日後も検索エンジンBaidu（百度）などを用いて商品購買を決定している。そのため、WeChatやBaidu上に配信できるDSP広告では、訪日旅行者の属性や興味に合わせ適切なメッセージを届けられる高精度なターゲティングが求められる。
このたびメンバーズは、iClickの持つDSPを活用し、訪日中国人をターゲットとした広告出稿サービスを共同で開発した。2015年にTencentのベストDSPパートナーを受賞するなど、多数の大手企業との取引実績のあるiClickと共同で、効率的で最適なインバウンド向けサービスを開始するとしている。