グローバル・ブレイン、自動車向けサイバーセキュリティソリューション提供のTrilliumにリード・インベスターとして出資

グローバル・ブレイン（GB）が運営するグローバル・ブレイン５号投資事業有限責任組合は、自動車向けサイバーセキュリティソリューションを提供するTrillium（トリリウム）（代表取締役：ディビッド マイケル　ユーゼ）にリード・インベスターとして出資した。

コネクテッドカーや自動運転の普及が進む一方で、自動車がハッキングされるリスクは高まっている。Trillium社は自動車へのサイバー攻撃から守る、自動車の車内ネットワークを対象にした暗号化・認証セキュリティソリューション「SecureCAR」を開発しています。今回の調達資金を利用して「SecureCAR」の実車実装実験を加速するとともに、自動車メーカーや1次部品メーカーとの協業を推進していく。また「SecureCAR」の技術を元にIDS※などの周辺セキュリティソリューションの開発にも取り組み、自動車向けのトータルセキュリティソリューションカンパニーとなることを目指していく。
※IDS (Intrusion Detection System)：侵入検知システム。コンピュータやネットワークの不正行為を検知するシステム

■Trillium株式会社（Trillium Inc.） 概要 ( http://www.trillium.co.jp/ )
代表取締役：ディビッド マイケル ユーゼ
設　　　立：2014年7月
IoTデバイスや車載アプリケーション・サービス向けの超軽量の暗号化・認証技術に特化したソフトウェア開発を行っている。現在は車内ネットワーク向けのサイバーセキュリティソリューションを中心に開発を進めているが、今後は自動車向けのトータルセキュリティーソリューションの開発と共に、ロボティクス、ファクトリーオートメーション、メディカル領域などへの横展開も視野に入れて活動していく方針。