「一風堂」米国主要都市での店舗展開を目指し、合弁会社を設立

ラーメン店「博多一風堂」を運営する力の源ホールディングス（本社：福岡市、代表取締役：清宮俊之社長、http://www.chikaranomoto.com/）は、米国で中華レストランチェーンを展開するパンダ・レストラン・グループ（本社：カリフォルニア州）と合弁会社を設立すると発表した。

出資金は50万ドルで、出資比率は力の源ホールディングス側が51％、パンダ側が49％となる。月内に設立し、年末までに一風堂の旗艦店を出店するほか、ラーメンを中心としたレストランの新業態を開発する。2016年以降に全米主要都市に出店を目指す。

「一風堂」は2008 年海外 1 号店として米国ニューヨーク市へ出店しており人気を集めている。今後米国で出店を広げるためにも、物流面や仕入れ面で知見のある現地企業と連携することが必要と判断した。既にある米国の店舗の従業員が独立する際にも資材調達などのネットワークが活用できるように検討する。