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メドピア、京都大学等と健康・医療に関する個人データの利活用促進につき産学連携共同研究を開始

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メドピア【6095】は、国立大学法人京都大学環境安全保健機構 健康管理部門/附属健康科学センター(部門長・教授:石見 拓)等と、健康管理の質の向上を目的としたPersonal Health Record(PHR)の利活用促進についての産学連携共同研究を開始すると発表した。

■共同研究の背景

健康・医療分野は、ICT技術の急速な発展と普及によってさらなるイノベーションが期待されている。中でも健康・医療・介護に関わる個人データ(Personal Health Record、以下PHR)を活用することができれば、データに基づく健康増進に繋がるとともに、時系列のデータ集積が進み、臨床研究など医学の発展にも寄与することができる。既に数多くの医療情報連携ネットワークが存在するが、情報の互換性、連続性、利便性が不十分であること、運営費用や利用率の低さなどの問題を抱え、十分普及が進んでいないのが現状。

■共同研究の概要

共同研究の目的は、PHRの標準化、およびPHRサービスを活用した健康増進、医療の質向上を実現するための課題を抽出し、永続的運営が可能なビジネスモデルを考察すること。
国立大学法人京都大学、第一生命保険株式会社、株式会社リクルートホールディングス、オムロンヘルスケア株式会社とメドピアにて共同研究を行い、下記を検討していく。
・大学健診を起点とした、救急・災害時、プライマリケア受診時の連携等も踏まえた情報項目の標準化
・個人が生涯にわたって標準化された健康情報、ライフログを安全に利活用することができる基盤の整備