アステティックスジャパンは、NOTEと事業提携をおこない、加盟の全国ネットワーク企業を通じて収集し一元管理された「空き家古民家情報」をNOTEと共有することで、活用可能な物件をピックアップしプラン構築から資金調達・事業者とのマッチングを行い、これまで有効活用されていなかった全国の古民家を再生させることを目的とした事業を開始したと発表した。長きに渡り古民家再生事業の第一人者として全国でのネットワークを構築してきたアステティックスジャパンと、コミュニティベースのまちづくりを支援するNOTEは、両社の共通するビジョンとして地域活性化の為に古民家の再生は切り離すことが出来ないと考えており、今回の事業提携によって地域活性化に繋げられる新しい形の事業を推進し地方に脚光を与えようとするものであるとしている。従来、投資目的となる不動産業界におけるアセットマネジメントは都市エリアでしか存在しなかったが、NOTEでは設立7年余りで50棟以上の古民家を再生することに成功。国内の地方でも「まちづくり事業」「地域活性化事業」で、古民家と地域性を生かした取り組みを実施している地域は沢山あるが、事業として古民家が再生・活用されるのはわずか数棟で、事業化までは至っていないのが現状。そこで今回の提携により、今後は全国各地で広く古民家再生を事業化する事により新たなビジネスモデルを構築し、弊社が一元化した古民家情報によって関連業界に対して業務拡大への接点を作り、地域活性化をさらに推し進めたいと考えるものであるとしている。持続可能な循環型建築を推進するアステティックスジャパンが今回の事業提携により古民家の新たな価値を創造し、地域の歴史・伝統・文化が詰まった日本の資産を次世代に受け継ぎ、古民家を活用することで現在問題となっている空き家解消の一助になる様、今後も古民家の再生をより一層推し進めていく。