インティメート・マージャー(略称IM)は、電通と、ヤフー子会社のYJキャピタルが運営する投資事業組合を割当先とする総額2億6,000万円の第三者割当増資を実施しましたと発表した。また、上記の資金調達とあわせて、IMは株式会社電通の100%子会社である株式会社電通デジタルを含む電通グループと、電通独自の統合マーケティングプラットフォームである「Dentsu.io※1(電通アイ・オー)」の強化・拡充に共同で取り組んでいくことに合意し、業務提携契約を締結した。■資金調達の目的と今後の展開IMでは、このたびの資金調達を通じ、データマーケティング市場の拡大に伴って急増するメディアや広告代理店、事業会社などのオーディエンスデータ活用や高度化するパブリックDMP活用ニーズに応えるべく、国内最大級のプラットフォーマーとして、さらなる開発や体制強化とサービス拡充を実現していく。■業務提携について今回の業務提携では、IMが保有する日本最大級の約4億件のオーディエンスデータと電通グループが独自に保有する4大マスメディアのデータを組み合わせることで、オフラインとオンラインをつなぐ統合マーケティングソリューションの開発及び販売を推進していく。~業務提携の概要~1.IMの技術提供を受け、「Dentsu.io」でパブリックDMP「dPublic」サービスを提供(2016年8月下旬からを予定)2.「Dentsu.io」で提供している「STADIA(β版)」※2を活用したマスメディアとの連携強化をはじめ、オフラインとオンラインをつなぐ統合マーケティングソリューションの更なる革新。3.マーケティング・オートメーションを可能にするマーケティング関連ツールと、「Dentsu.io」を連携させたパッケージ商品やソリューションの共同開発。4.上記ソリューションの販売促進活動での連携。5.分析業務および広告配信業務での連携。