Web/IT領域において「明日の仕事に活きる」インターネット学習を提供してきたスクーのコンテンツ生成ノウハウと、リンクアカデミーが培ってきたスクール学習を掛け合わせることによる、さらなる人材輩出を目指す新たな取り組み。なお、スクーは、リンクアカデミーの親会社である株式会社リンクアンドモチベーションのインキュベーション事業における出資企業。
スクーは、Web業界で働くためのオンライン動画学習サービス「schoo(スクー) WEB-campus(http://schoo.jp/)」を運営し、Web業界で働くための定常的な学びを会員に向けて提供している。既存の「録画を“見るだけ”のe-ラーニング」とは一線を画した、インターネット生放送授業を活用するなど、インターネットだからこそ学べる学習体験を開発している。移り変わりの激しいWeb/IT領域において、「明日の仕事に活きる」最新のスキルを習得できる授業を体系的かつスピーディに提供する開発体制を整えることで、5年間で23万人の会員を獲得している。
リンクアカデミーは、2015年7月に「ITスキルの学びから働くまでをトータルサポート」をスローガンに、IT業界を目指す人のITスキル習得と就業をトータルにサポートする「アビバプロ」事業を展開してきた。同ブランド下でリリースした「JavaQuest」「SQLQuest」「マークアップエンジニアベーシック」をはじめとする「アビバプロ」シリーズの累計受講者数は3,716名、リンクアカデミーが提供する学びと就業サポートを経て就転職に成功した方は直近1年間で400名超に上り、業界の人材マッチングに貢献している。
リンクアカデミーが提供しているアビバプロではこれまで「Java」や「SQL」を軸に、プログラマとしてのキャリアを目指す方々の支援を行ってきたが、IT業界人材不足はWebサイト制作などのクリエイティブ分野にも及んでいる。一方で、各種Webサービスの多様化・高度化に伴って、JavaScriptやPHPといったプログラミングスキルを持ったWebクリエイターの育成が急務となっていまるが、「働く」を目的とした実践的かつ体系的なコンテンツを擁する通学型スクールは多くない。
そこでこの度、リンクアカデミーとスクー共同でWebクリエイターの育成を目指すコンテンツ開発に着手。アビバプロの新たなライナップとして、JavaScriptを用いた動的サイトの作り方や、PHPでのWebシステム開発、またWebクリエイターとして押さえておきたい最新知識のコンテンツを揃えるほか、IllustratorやPhotoshopなどのグラフィックツールを実践的に使いこなす講座を開発していく。いま社会から求められる人材を想定したコンテンツ開発。そして、スクールでのより効果的な学習体験の提供、IT業界人材輩出までの包括的な取り組みとして、スクーの高いコンテンツ開発力と、リンクアカデミーの「アイカンパニー創り」に根ざしたキャリアナビゲーション、およびスクール受講生と人材会社をつなげるマッチングサービス「プロシード*1」を活かして、「学ぶ」と「働く」のトータルサポートを強化し、アビバプロのさらなる加速に向けて取り組んでいく。
*1 プロシード
2016年7月1日(金)より、リンクアカデミーが提供開始した、スクール受講生と人材派遣・紹介会社をつなげるマッチングサービス。