アクセルスペースは、株式会社電通および株式会社電通デジタルとの協業体制を構築し、AxelGlobe(後述)から毎日得られる世界中の画像データと地上で得られる様々なデータを掛け合わせることで生まれる新たな価値の、多様な業界における事業開発やマーケティング活動への応用を提案していく。AxelGlobeは2015年12月に発表したプロジェクトで、2022年までに50機の超小型衛星を軌道上に配置し、それによって世界中の毎日観測を可能にすることを目指している。そのデータ取得量は年間数ペタバイトにもおよび、まさに「宇宙ビッグデータ」と呼ぶにふさわしい新しい情報インフラに成長させていく。大量の画像の解析や情報の抽出には最新の人工知能技術も応用し、顧客のニーズに合わせたサービスをタイムリーに提供する。軌道上の衛星から得られるデータを利用したサービスはすでに始まりつつあり、グローバルスケールでのコスト削減、新規事業の開発や、迅速な経営意思決定のためのビジネスインテリジェンスとしての活用の拡大が見込まれる。特に宇宙ビッグデータが有用であるビジネス領域として、農業、森林、エリアマーケティングなどが挙げられる。■株式会社アクセルスペース 会社概要所在地:東京都千代田区神田小川町2-3-13 M&Cビル7階代表者:代表取締役 中村 友哉(なかむら ゆうや)設立:2008年8月8日資本金等:1,957百万円主な事業内容:主な事業内容:超小型衛星による地球観測事業、超小型衛星等を活用したソリューションの提案、超小型衛星及び関連コンポーネントの設計及び製造、超小型衛星の打ち上げアレンジメント及び運用支援・受託