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生産者支援プラットフォームのプラネット・テーブル、総額4億円の資金調達実施

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生産者支援プラットフォームを提供するプラネット・テーブルは2016年8月、 SBIインベストメント、 Genuine Startups Ltd.、 Mistletoeの三社を引受先とした第三者割当増資により、 総額4億円の資金調達が完了したと発表した。

2016年8月25日にリリース1周年を迎えた農産流通プラットフォーム「SEND(センド)」は、 登録レストラン数1,000軒、 登録生産者数3,000軒を越え、 順調に成長している。 同サービスのコア・テクノロジーである需給予測システムの精度向上により、 流通ロスを極小化し、 より畑に近い状態で需要者に食材を届ける仕組みを提供している。 また、 東京都目黒区内にSENDの物流ハブとなる「GATE Meguro(ゲート メグロ)」を新設し、 更なる食材アイテム数の増加や流通効率化、 配送シェアリング・サービスの導入による配送エリア拡大を図っていく。

【シェアリング・モデルの導入による、 農産物の物流最適化を促進】
上記SEND等を通じて支援をしている産地においても、 集荷・物流機能の衰退・不足が著しく、 効率的な流通の足かせとなっている。 また、 物流過程に起因した食材劣化やロスも頻発しており、 生産者・需要者双方にとって大きな課題となっている。 プラネット・テーブルは、 今回の資金調達を活用し、 地域集荷シェアリング・サービスや、 物流過程における劣化・ロスの要因の可視化に向けたIoTサービスなど、 農産物流面での課題解決にも取り組んでいく。

【農業×フィンテック:農業とお金の課題を解決するサービスも提供】
農産取引においては、 産地と都市部という遠隔取引が中心であるため、 確実な回収が重要であり、 かつ、 収穫・出荷期における早期支払ニーズや、 作付や生産拡大に向けた資金需要も根強くある。 プラネット・テーブルは、 株主に金融機関系VCを迎えて事業面でも連携を図ることで、 農業生産・取引に最適化された決済・ファイナンス支援サービスを提供し、 生産者の資金面での課題解決にも取り組んでいく。