WebサイトのUI/UX解析ツール「USERDIVE」を提供するUNCOVER TRUTHは、Draper Nexus Venturesをリードインベスターとし、日本ベンチャーキャピタル、サイバーエージェント、アコード・ベンチャーズ、みずほキャピタル、ニッセイキャピタルを引受先とする第三者割当増資を実施し、約4億円の資金調達実施すると発表した。現在、日本国内で700社から1,000社の企業がWebサイト解析にGoogle Analytics PremiumやAdobe Analyticsを活用している。これらのツールとの併用による相乗効果を狙えるとして、UNCOVER TRUTHはこれらのツールを導入している企業をターゲットに、「USERDIVE」とそのネイティブアプリ版である「USERDIVE for Apps」の導入、およびWebサイト改善のPDCAサイクルの実行支援までをサービス化し、創業から3年間で、富士フイルムやベネッセコーポレーション、ニフティなどの大手企業を中心に約300社へのサービス提供と、前年比約200%の成長を連続で実現してきた。Webサイト改善の豊富な実績と導入企業からの高い反響を受け、UNCOVER TRUTHはさらなるプロダクト開発や事業体制強化のための人材採用、将来的な海外展開の推進を目的に、約4億円の資金調達を行うことにした。今回調達した資金は、より高度な分析をするためのプロダクトのアップデートや、経営とプロダクトを支える人材への投資、グローバル展開などに活用していく。UNCOVER TRUTHでは、年間1兆円と見込まれるインターネット広告市場のうち約10%(1,000億円)をWebサイト解析市場が占めると想定している。広告代理店やコンサルティングファームによるデジタルマーケティング領域への参入が目立つ昨今の市場の活発化とともに、当社もこれまで以上の高い成長の実現を目指す。*出典:日本の広告費2015将来的には、USERDIVEから得られるWebページ内のユーザー行動データと、クライアント企業が保有する購買データや顧客データ、Webサイトのアクセスデータを結びつける新たなソリューションを視野に入れ、「CVR1%が当たり前の世界を変える」という創業理念のもと、デジタルマーケティング領域の発展に寄与したいと考えているとしている。