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モビリティIoTベンチャーのGMS、フィリピン最大手通信会社と業務提携~フィリピン全土へのIoTサービス提供へ向け

  • feedy

モビリティIoTベンチャーのグローバルモビリティサービス(以下「GMS」)と、フィリピン最大手通信会社であるPLDT(本社:フィリピン国マカティ市、President and CEO:Manuel V. Panglinan)は、GMSのIoT技術を活用したサービスの共同構築・提供について協業し、PLDTネットワークを活用してフィリピン全土にGMSのIoTサービスを展開する取り組みを行うことを発表した。

■GMSとPLDTの協業概要

GMSとPLDTはフィリピンにおいて、今後自動車を中心としたモビリティのIoT化が加速する中、社会に必要とされるIoTサービスを提供するためのサービス基盤を、GMSのIoTプラットフォームをベースに構築する。そして共同でIoTデバイスとサービスを顧客へ提供し、ビッグデータの蓄積・分析を行うことによる新たな顧客への付加価値の創出を目指す。

提供するIoTサービスは、
・ ビックデータの収集・管理・蓄積を実現するIoTプラットフォームサービス
・ 金融機関と連携した車両オペレーションマネジメントと盗難防止サービス
・ 物流車両を遠隔管理し配送効率化を実現するサービス
・ レンタカー、バス等を対象とした車両管理サービス
・ タクシーを対象とした配車アプリケーションサービス
を始めとした、フィリピンにおける自動車交通を革新的なものにするサービス。これらサービスをGMSとPLDTは共同で構築し、PLDTはその強力な販売ネットワークを活用し、サービスを全国に展開していく。

またGMSは独自IoT技術を活用し、従来オートファイナンスの与信審査を通過できず車両を購入できない低所得者層(BOP層)の方々が、車両を利用することができるようになるFinTechサービスを、2015年秋から既に提供している。その際、PLDTグループであり同国最大手の通信キャリアであるSmart Communications, Inc.(以下「SMART」)の通信ネットワークを活用し、またSMARTのSMSを利用したプリペイド型決済システムである”SMART Money”との連携を実現することで、利用者にとって利便性・信頼性の高いサービスの提供を行っている。
この取り組みを各ファイナンス企業と提携し、四輪自動車・三輪自動車等を問わず、今後フィリピン全土に展開していく計画であり、PLDTはそのネットワークとインフラサービスの提供の両面でGMSと協業し、この取り組みを拡大させていくとしている。