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オムロンベンチャーズ、東京大学発ベンチャーのエクスビジョンに出資

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オムロンベンチャーズ株式会社(代表取締役社長:小澤尚志)は、高速ビジョン技術、及びジャスチャーユーザーインターフェース(以下ジェスチャーUI)の開発、販売を行う株式会社エクスビジョン(本社:東京都文京区 代表取締役・CEO:藤井 照穂 以下エクスビジョン社)に出資したと発表した。

エクスビジョン社は、 東京大学 情報理工学系研究科 石川渡辺研究室で開発された高速画像処理技術並びにその応用技術の移管を進め、本格的な事業展開を目指して設立された大学発ベンチャー企業。
エクスビジョン社が開発、販売する「ジェスチャー・システム」はスマートテレビ等の操作に最適なジェスチャーUI。本システムはCMOSセンサーを100から120fpsで駆動させる高速ビジョン技術をベースに開発されており、リビングルーム等でテレビや液晶モニタ等を手振りによって高精度に操作することを実現する。また、シンプルな構成で低価格を実現、動作の遅延がなく、安定的かつスムースに動作すると共に、機器に実装がしやすい等の特徴を有している。

さらに、同社が保有する高速ビジョン技術は、オムロンが開発するセンシング技術の進化に欠かせないもの。オムロンベンチャーズは、オムロンが保有するセンシング技術も活かし、エクスビジョン社の今後の成長、発展をサポートすると共に、ファクトリーオートメーション分野などでの新たな価値創造に向けた共創に取り組んでいく。

オムロンベンチャーズは、今後もオムロン独自の「センシング&コントロール+Think」技術の供与や出資活動を通じて、新たな付加価値を創造する企業の支援や有望企業との提携を積極的に行い、さまざまな社会的課題の解決に貢献していくとしている。