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カブク、三菱商事と業務提携~試作品・特注品・金型製造の見積りから納品までのワンストップ支援を開始

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株式会社カブク(本社:東京都新宿区、代表取締役:稲田 雅彦、以下カブク)は、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長:垣内 威彦、以下三菱商事)と業務提携し、カブクが提供する、試作品・特注品・金型の製造ソリューション「Rinkak MMS Connect」※1サービス機能群の拡張とグローバルでのソリューション拡販を進めていくと発表した。

この提携により、互いの資産を活用することで、カブクは、従来の製造ソリューション「Rinkak MMS Connect」で主に取り扱っていた3Dプリンターでの試作・特注品のデジタル設計・製造のサービスを強化する。三菱商事が販売窓口となっている金属3Dプリンターによる金型設計や製造の受託サービスを「Rinkak MMS Connect」に繋げると共に、切削や加飾、各種量産品の製造対応まで領域を広げる。また、それに伴い、デジタル製造工場※2向けの基幹業務クラウドサービスRinkak MMS(Rinkak Manufacturing Management Service)の機能拡張も行う。特に、定型化の難しい試作品・特注品・金型の製造に対し、適切な製造方法とRinkak MMS製造委託先工場の選択などに人工知能を適用することにより(特許申請中)、企業や個人の様々な製造ニーズを支援する。三菱商事のグローバルネットワークを利用したカブクのITプラットフォームの拡張、ビジネスを拡大する事で、3Dプリンターの普及と製造業の競争力向上に繋がると期待している。

1)試作・特注品プラットフォームサービス「Rinkak MMS Connect」の拡充
 ・3Dプリントによる試作・特注品製造から金型や各種量産品の取り扱いまで範囲拡張
 ・人工知能を用いた製造方法の最適化(特許出願中)
 ・人工知能を用いたグローバルデジタル製造ネットワークの精度向上(特許出願中)
 ・3Dプリンタ以外の取り扱い機械の拡充とそれに伴うRinkak MMSの機能拡張
 ・3Dモデルデータ解析の高度化と3Dモデルの異常検知・自動修正などの機能拡張
 ・機械、素材の流通支援

(2)企業との連携
 ・各製造分野での開発・生産工程の短縮、コスト減の実現
 ・商品化やサービス開発に関するノウハウ提供
 ・ハードウェアのデザインモックアップ、、機能試作品の製造
 ・オープンイノベーション領域での人材の流通
 ・プラットフォーム上でのマルチサプライヤー網の提供

※1「Rinkak MMS Connect」は全世界にネットワークする300以上の工場群により多種多様なデジタル製造機器や素材を組み合わせた製造方法を提供している。
https://connect.rinkak.com
※2 デジタル製造工場とは産業用3Dプリンタやマシニングセンタなどの製造装置を保有する工場を指す。