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IoTセキュリティと人工知能のSELTECH、総額約2.3億円の資金調達実施

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株式会社SELTECH(代表取締役社長:江川将偉、本社:東京都渋谷区)は、株式会社NTTデータ、株式会社新生銀行、米国フェアフィールドグループを引受先とする第三者割当増資により、総額約2.3億円の資金調達を実施したと発表した。

背景
SELTECHはIoT向けセキュリティ事業及び音声/画像認識と人工知能を組み合わせた事業を展開している。日本では、自動車、プリンター、通信機器及びスマートホーム業界向けに提供。SELTECHは今回の資金調達により、研究開発や組織体制の強化を図り事業成長を一層加速するとともに、盤石な財務基盤のもと、大市場であります北米及びアジア圏での展開を見据えた事業体制の構築、及びビジネスシナジーを追求していく。

株式会社NTTデータ、株式会社新生銀行及びUSのフェアフィールドグループの資本が入ることにより、SELTECHの企業価値の向上と事業シナジーの拡大を見込んでいる。
株式会社NTTデータとの事業シナジーとしては以下2点あるとしている。
① IoTシステムにおけるセキュリティは端末側だけではなく、クラウド/サーバー側まで安全性を担保する必要性がある。 SELTECHの端末側技術を、NTTデータのクラウド/サーバー技術と組み合わせることにより、より強固なシステムを市場に提供できる。
② 人工知能においては、SELTECHは組込み向けに特化しており、サーバーとの連携が必要不可欠になる。シナジー効果が見込まれるAIやロボット領域についても、今後NTTデータと連携に向けた検討を進めていく。

株式会社新生銀行は、成長意欲や成長ニーズの高いベンチャー企業に対する支援を積極的に行っており、本件出資を通じて金融機関としての見地からSELTECHの経営課題解決のサポートをする。

また、米国不動産大手のフェアフィールド社を母体としたファンドからの出資を受けることで、米国進出や事業展開についてサポートを受ける。

今回の資金調達により、更なる経営基盤の強化を図るとともに、コアテクノロジーとなる仮想化エンジンや音声/画像認識技術、人工知能技術に秀でた開発人材の獲得および国内外の市場獲得に向けたマーケティング活動の強化、海外拠点の拡充を実施していく。