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LeapMind、NTTデータと業務提携〜次世代ソーシャルメディア解析ツールに向けた共同開発開始

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ディープラーニング技術を活用した企業向けのソリューションを提供する、LeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:松田総一)は、株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本敏男)と共同で次世代ソーシャルメディア解析ツールに向けた開発を2017年1月4日より開始すると発表した。

両社が協業することで、Twitterの全量データとディープラーニング技術による画像解析を最大限に活かすことによって、消費者の行動や感情、嗜好等に対するより深いインサイトが可能となる。両社は本共同開発を元に、2017年初旬の新サービス提供を目指す。LeapMindはTwitter全量データのようなビックデータを解析することでさらなるディープラーニング技術の精度を高めていく。

【背景】
近年、ソーシャルメディアの活用が世代を問わず進み、新たにさまざまなSNSも登場している。また、SNSにおける画像・動画投稿機能の追加、写真投稿SNSとの連携などに伴って、画像・動画データの投稿が増加しており、Twitterにおける画像・動画投稿も増加傾向にある。

ソーシャルメディアによる投稿の分析データは、一般消費者の行動や感情、嗜好を知るうえで有用なデータとして、企業におけるマーケティング活動などさまざまな場面で活用されている。これまで、ソーシャルメディアの解析はハッシュタグなどによるテキストマイニングが主流となっていたが、画像・動画データの投稿が増加したことで、ビジュアルで伝えるコミュニケーションも多くなり、ユーザーの行動や感情、嗜好等を絞り込み、精度の高い分析を行うには、画像も併せた分析を行う必要があるケースが増加してきた。

そこで、LeapMindとNTTデータは、各社の強みや技術を生かすことでより深い分析を行い、精度の高い消費者データを取得し提供することが可能になると考え、このたび協業することとした。

【共同開発概要】

<ディープラーニング技術による画像解析を活用して得られたユーザーデータの提供>

両社はディープラーニング技術による画像解析を活用して得られたユーザーデータの提供サービスを目的とし、「次世代ソーシャルメディア解析ツール」の開発を、共同で行う。

NTTデータが保有するTwitterの全量データとLeapMindのディープラーニング技術による画像解析を掛け合わせることで、より深い次元で解析された精度の高いユーザーデータをもとに消費者の関心事と関心事の関係性の可視化を行う。

次世代ソーシャルメディア解析ツールが実現することで、画像分析によるシーン分析、トレンド分析とアカウント情報を紐付け、明確な消費ユーザー層を把握することが可能になる。また、Twitterにおいてはリアルタイムでの情報が主流となっており、画像分析を行うことで、シーン分析やその時々のタイミングでのトレンド分析を行うことも可能となる。

シーン分析やトレンド分析を行った上でより具体的でリアルなユーザーデータを取得し提供するほか、ユーザーの階層分けの層を細かくし、ライフスタイルや嗜好など、より深く解析されたデータをもとにすることで、ユーザーのニーズに即し、ターゲットを見据えた広告配信が可能になるなど、マーケティングをはじめとする、さまざまな領域での応用が可能となり、顧客ビジネスの促進が期待できるとしている。