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京都大学イノベーションキャピタル、医薬品開発のキノファーマに投資

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京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下「京都 iCAP」)(本社:京都市左京区、 代表取締役:室田 浩司)を無限責任組合員とするイノベーション京都 2016 投資事業有 限責任組合(以下「KYOTO-iCAP1 号ファンド」)は、京都大学の研究成果を活用したベンチャー企業である株式会社キノファーマ(本社:東京都中央区、 代表取締役:鈴木貴 黒石眞史)に対する投資を実行した。

■キノファーマへの投資実行について
キノファーマは、京都大学医学研究科形態形成機構学(萩原正敏教授)、東京医科歯科大 学との共同研究で見出した画期的な次世代抗ウイルス薬候補化合物「FIT-039」の研究開発 を行う企業。 FIT-039 は、京都大学医学部附属病院にて尋常性疣贅を対象とした医師主導治験が進行中。キノファーマでは、本治験を支援すると共に、FIT-039 の適応拡大とライセンス活動を進めている。 京都 iCAP では、京都大学で研究開発された FIT-039 の患者さんへの貢献が期待できること、さらに FIT-039 が全身性・局所を問わず、且つ幅広く各種ウイルスに起因する疾患への適用拡大が期待できることを評価し、キノファーマへの第三者割当増資にエムビーエルベンチャーキャピタル株式会社(本社:名古屋市、代表取締役:桂山靖代)とともに応じ、 12 月 26 日に 1.5 億円の投資を実行した。

■キノファーマ 会社概要
設立 平成 17 年 4 月 11 日
事業内容 タンパク質リン酸化酵素(キナーゼ)を標的とした、新規低分子臨床薬の 研究開発・提供
本社所在地 東京都中央区
代表取締役 鈴木貴 黒石眞史