株式会社西日本シティ銀行、株式会社日本政策投資銀行及び株式会社地域経済活性化支援機構が共同で組成した「NCB 九州活性化ファンド」は、株式会社ニチリウ永瀬の株式を取得したと発表した。対象会社は、福岡県福岡市に本社を置くホームセンター向け園芸用品関連の専門商社であり、また飼料二次加工販売事業者として、国内トップクラスの事業基盤を有している。 同社は、専門商社として、自社物流センターを整備し、多様な取扱商品を国内の主要なホー ムセンター等へ供給している。特に、園芸農薬分野では国内トップクラスの取扱実績を有し、子会社にて有機肥料や用土などの商品開発も行っている。また飼肥料の加工販売でも、大手飼肥料メーカーとの安定した取引関係を構築しており、相応の事業規模を有している。本件は、更なる経営体制の整備と事業成長を目指す対象会社に対して、本ファンドが株式を取得し、ハンズオン支援を行うことで、同社の事業基盤の整備ならびに強化による持続的な成長と地域雇用の増加などに寄与し、地域経済の活性化を企図するもの。今後も、本ファンドは、構成組合員各社のネットワークやファイナンスノウハウを活用し、地域事業者へのファンドによる出資とハンズオン支援などを通して、投資先事業者の更なる事業基盤の強化、地域雇用の創出、地域経済の活性化に貢献していく。企業名 株式会社ニチリウ永瀬本社所在地 福岡県福岡市博多区博多駅東1-14-3代表者 代表取締役 武谷 俊一設立 2006 年7月事業内容 園芸用品等の卸売、及び飼肥料原料製造販売事業