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トランスコスモス、bot構築・運用管理プラットフォーム提供の米国Reply,Inc.と資本・業務提携

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トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝、証券コード:9715)は、米国のReply, Inc.(本社:米国ニューヨーク、Founder & CEO:オマール・ペラ Omar Pera、Founder & COO:パブロ・ペラ Pablo Pera)と資本・業務提携し、同社が開発するbot構築・運用管理プラットフォーム「Reply.ai」の日本での独占販売権とアジアにおける優先販売権を取得した。

Reply, Inc.は、2016年に米国で設立されたbot構築・運用管理プラットフォーム提供会社で、同社が開発するReply.aiとお客様企業のウェブサイトやメッセージングツールなどを連携させることにより、顧客からの問い合わせに自動応対し、必要に応じて有人対応に切り替えてオペレーターが直接サポートすることが可能。お客様企業は、自動応対サービスにより顧客を待たせることなく対応できるうえ、一部の業務を自動化することで人件費の削減が可能になるため、カスタマーサポートなどの運用効率化に加え、One to Oneマーケティングや商品購入プロセスの支援等さまざまな面での顧客サービス向上を図ることができる。

Reply.aiは、コーディング不要のためエンジニアでなくてもbotの構築が可能で、一つのbotフローの開発で複数のメッセージングツールに対応できることが特長。現在、FacebookメッセンジャーやLINE、Twitter、Kik、Telegram、SMSなどのメッセージングツールに対応しており、今後はWeChatやWhatsAppへの拡大を予定している。また、wit.aiやapi.aiなどのAIツールの実装で、より自然な会話に近いコミュニケーションを実現するとともに、ZendeskやBright PatternなどのCRMツールとの連携によって、顧客が行なったbotとのやり取りログをそのままオペレーターに引き継ぐなど、より効果的な顧客管理が可能となる。将来的にはIBM Watsonや、Salesforce、Oracle Service Cloudとの連携も計画している。

Reply.aiは、投票促進を目的とした「GoVoteBot」が2016年11月の米国大統領選挙で活用されたり、新車の試乗予約受付、キャンペーンにおけるマーケティングツールとしてなど、幅広いシーン・目的で活用されている。Reply, Inc.の主なクライアントには、米国大手飲食チェーンやエンターテインメント施設、大手雑誌出版社などがあり、その他グローバルブランドなどともbotを活用したサービスの展開に向けて話し合いを進めている。