株式会社マクロミル(本社:東京都港区、代表執行役グローバルCEO:スコット・アーンスト)は、脳波を含む生体情報を活用したマーケティング・リサーチ事業への取り組みを開始するにあたり、株式会社センタン(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 田中 尊信)と戦略的な業務・資本提携を行うことで合意したと発表した。マクロミルは、これまでオンライン・マーケティング・リサーチ事業を主軸としながら、多様化する顧客ニーズに対応すべく、的確な消費者インサイトを深堀りするインタビュー調査、消費者購買に関する意識・行動に係るビッグデータを活用したデータベース・ソリューションの提供、広告効果測定やソーシャルメディア等の各種ログデータの分析などを含むデジタル・マーケティング事業への展開など、顧客のマーケティング・リサーチ及びデジタル・マーケティングに関わる各種サービスの拡充に取り組んできた。一方、センタン社は、本邦における脳波分析を活用したニューロ・マーケティング分野におけるパイオニア的存在であり、脳波を含む生体情報を活用した顧客の商品開発や広告効果測定における豊富な実績とノウハウを有し、消費者の無意識での生体反応を取得・解析することで、より深い消費者インサイトを獲得することのできるサービスを提供している。このたび両社は、マクロミルがこれまで培ってきたマーケティング・リサーチ及びデジタル・マーケティングの両面に跨る幅広な経験・実績・顧客層と、センタン社が培ってきた生体情報(無意識反応)の取得・解析に係る豊富な実績とノウハウをかけ合わせ、これまで得られなかった消費者のより深いインサイト(深層心理)や意思決定プロセスに迫るマーケティング・リサーチ及びデジタル・マーケティング・ソリューションの提供を目指すことにした。また、マクロミルとして、このような新たな取り組みを推進していく上で、センタン社の約10%の株式を取得することで両社の結びつきをより強固なものとし、上述の通り、今後の事業の裾野を広げ、マクロミルの更なるサービスの拡充と業容の拡大を目指していくとしている。