コイニー、産業革新機構やSBIグループ、電通グループなどより約8億円の資金調達実施

コイニー株式会社は、既存株主の株式会社産業革新機構、新規でSBIホールディングス株式会社の子会社のSBIインベストメント株式会社が運用・管理を行うFinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合等のファンド、電通デジタル・ホールディングスが運用・管理を行う電通デジタル投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資およびFinTechパートナーである西武信用金庫からの融資により総額約8億円の資金調達を実施したと発表した。

コイニーはこの度の資金調達をもって、スマートフォン決済サービス「Coineyターミナル」、オンライン決済サービス「Coineyペイジ」、AI与信エンジン「Coineyエンジン」の事業拡大及び新サービスの提供に際し、開発およびセールス・マーケティング人員を強化する。「Coineyターミナル」「Coineyペイジ」を通じて決済ををもっと簡単にし、「Coineyエンジン」で新しい与信の形をつくり、お金の流れをまるくすることで、なめらかな社会を実現するとしている。

Coineyターミナル
スマートフォンやタブレットと専用カードリーダー「Coineyターミナル」だけで、どこでもかんたんにクレジットカード決済が行えるサービス。

Coineyペイジ
支払い金額や支払い期限などを入力するだけでだれでもかんたんに決済ページが作成できるサービス。作成されたページをメールやSNSで送信したり、印刷して渡すことでかんたんに支払いの請求が行える。

Coineyエンジン
コイニーに蓄積された膨大な決済データ、各種統計データとAI（人工知能）を活用し、企業評価などを行うサービス。今後パートナーと融資やコンサルティング業務などに活用していく方針。