株式会社ハーツユナイテッドグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:宮澤 栄一)は、人工知能(AI)を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営を行うHEROZ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役:林 隆弘)とソフトウェア検証におけるAI活用に係る業務提携契約を締結した事を発表した。同社グループは、ソフトウェアの不具合をユーザー目線で検出・報告する「デバッグサービス」の提供を主力事業とし、これまで創業以来15年以上にわたり110万件にのぼるバグ検出実績を積んできており、それらのバグに関する情報及びこれまでに培ってきたデバッグノウハウを活用し、様々な分野におけるビジネス展開を視野に入れ、AIを融合させる独自のアプローチ手法及び実用化に向けた研究を重ねてきた。これまでの研究成果をふまえ、より専門的な特徴を持つAIの要素技術を、親和性の高い対象分野において活用することで、より一層の効果を発揮するとともに、早期の利用拡大が見込まれることから、HEROZとソフトウェア検証におけるAI活用に係る業務提携契約を締結を行った、と述べている。HEROZは、史上初めて現役の将棋のプロ棋士に勝利したAIの開発者などを擁し、「将棋ウォーズ」をはじめAIを活かしたオンライン対戦型のストラテジーゲームアプリの開発やゲームメーカーとの協業を通じてエンターテインメント業界におけるAIの活用を進めるとともに、昨今ではFinTech(フィンテック)の分野において金融機関と共同で株価予測システムを開発するなど、深層学習(ディープラーニング)を含む機械学習などの技術を活用して各事業特性に応じたAIの実装に強みを持っている。同社グループは、エンターテインメント及びビジネス領域において広範なテスト事業を展開しており、なかでも比較的ユーザーの操作が限定されているWEBアプリケーションやスマートフォン等のビジネスアプリケーションの領域においては、HEROZのAIの活用を通じ、同社グループが培ってきた機能テストにおける具体的なメソッドを自動的に学習し、テストの実行に不可欠となるサイト分析やテスト工程の生成等をAIにより実現することを見込んでいる。