株式会社メディアドゥ(東証第一部 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田恭嗣)は、株式会社集英社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:堀内丸恵)がメディアドゥに出資したと発表した。今回の出資によって、集英社はメディアドゥの1.0%の株式を保有することになる。メディアドゥにおける出版社の株主では、株式会社小学館(2.2%)、株式会社講談社(2.0%)に続く上位3番目の株主となる。メディアドゥは「著作物のデジタル流通」を事業コンセプトとして、「ひとつでも多くのコンテンツをひとりでも多くの人に届ける」ことで著作物の健全な創造サイクルを実現することを目指している。電子書籍の領域においては、数多くの出版社からお預かりした電子書籍コンテンツを電子書店に提供、配信しており、急成長している国内電子書籍市場の一翼を担うとともに、海外に向けて日本の優秀なコンテンツを配信するべく事業展開を推進している。国内電子書籍市場は2015年度には約1,826億円(含む電子雑誌)となり、2020年度においては3,480億円に拡大するものと予測されているが、メディアドゥは今後も、様々な電子書籍配信ソリューションの強化、流通ネットワークの拡大を推進し、集英社の資本提携パートナーとして、同社が保有するコミック、文芸書、ビジネス書、雑誌等の優れたコンテンツを国内外に積極的に配信・流通して行きたいと考えているとしている。