アイビーシー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:加藤 裕之)と株式会社コーソル(本社:東京都千代田区、代表取締役:金山 俊明)は、データベースの運用管理ソリューションにおける協業を開始する事を発表した。昨今、あらゆるモノがインターネットとつながる IoT(Internet of Things 、モノのインターネット化)により収集された各種センサー情報や、従来から社内に蓄積していた顧客データおよび経理データなどを、企業のビジネス資産として有効活用する動きが広がっている。それに伴い、データを分析・保管するデータベースの重要性が高まっている中、システム運用において特に専門知識を必要とするデータベース分野は、IT システムの中核的な存在にも関わらず、経験豊富な人材獲得は非常に困難であり、多くの企業が運用上の課題を抱えている。IBC は、自社製品の性能監視ツール「System Answer(システムアンサー)シリーズ」を利用したネットワーク診断サービスを通じて、インフラ環境全体の安定稼働促進に貢献してきた一方、コーソルは、データベースのプロフェッショナル集団として、データベースの設計、構築、運用、保守に関する「サービス」を軸に 10 年以上事業をおこない、多くの企業向けにサービスを提供する中でさまざまな課題を解決し、多様なノウハウを蓄積しており、最近では「リモートDBA(Database Administrator)サービス」といった独自のメニューを展開している。今回の協業で、IBC の「System Answer シリーズ」とコーソルが蓄積した多様なデータベースノウハウとを組み合わせて、収集した性能情報をもとにしたデータベースの予兆検知ソリューションの提供を開始する。また、Oracle(オラクル)をはじめとしたさまざまなデータベース製品や、ミドルウェア製品の構築・運用サービスの拡充をおこなう方針となる。