DAC、アプリ向けマーケティングオートメーションを提供するAppboyと業務提携

■提携の概要

Appboyはモバイルアプリにおけるマーケティングオートメーションツールを開発・提供しており、ライフサイクルマーケティングテクノロジーで世界をリードしている企業となる。
今回、AppboyのSDK(※2)を導入することによりユーザーの状況に合わせてプッシュ通知やメッセージ配信など個別のコミュニケーションが可能となり、ダッシュボード上でユーザーのプロファイルやコミュニケーションに対する反応を確認することができ、効率よくアプリの利用促進を行うことができるようになる。
米国ではアメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー（メディア）、サウンドクラウド（メディア）、ドミノピザ（フード）、 TED（カンファレンス）などの大手企業がAppboyを活用している。
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以下DAC社より引用

■背景

近年、企業のデジタルマーケティングを支援するマーケティングオートメーション等のさまざまなソリューションによって、企業がメールやウェブサイト上でユーザーひとり一人に対して最適なコミュニケーションを行うことが可能となっています。またモバイルでのアプリの利用率が年々高まり、2020年には世界のモバイルアプリ市場は11兆円に達すると言われています（※1）。ユーザーの新規獲得とともにインストール済みユーザーの継続率の向上やアプリ内での収益向上を重要課題とするモバイルアプリ提供企業においては、最適な「タイミング」と「コンテンツ」でユーザーとのコミュニケーションを促進するサービスへの需要が高まっています。。

このたびの提携により、DACは、Appboyのソリューションを日本国内で販売代理し、アプリ提供企業のマーケティング施策最適化に貢献します。具体的には、DACが提供するDMP「AudienceOne®」（※3）と連携させ、エンゲージメントの向上や広告配信の最適化、ユーザーインサイトの可視化を支援します。

（※1）App Annie(2016)　「App Annie Forecast Report For Intelligence Customers – Q2 2016」p.2
（※2）SDK（Software Development Kit）とは、ソフトウェアを開発するために必要な技術文書やプログラムなどを一式にしたものを指します。
（※3）DACが開発し提供している「AudienceOne®」は、広告配信結果、ソーシャルメディア、提携企業の3rd Partyデータなどを収集・解析し、見込顧客の発見や既存顧客のロイヤルカスタマー化などのさまざまなマーケティング施策に活用できるDMPです。収集したオーディエンスデータをもとに、多様なセグメントを作成することができ、さらにセグメントのデモグラフィック情報や、流入キーワードと掛け合わせた分析を行うことが可能です。国内最大級のDMPとして、ユニークブラウザ数4.5億を超えるオーディエンスデータやアプリデータを保有し、格納するデータ量は1兆レコードを超えます。