RIZAPグループは、連結子会社を含む43社より構成され(以下、RIZAPグループ及び連結子会社を総称して「RIZAPグループ」)、美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業を展開しており、なかでも、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」を中心とした美容・健康関連事業が業績の牽引役となっており、また「RIZAP」のブランド力を活かした事業展開も促進している。一方、ぱどは、昭和62年の設立以来、情報サービス業、主として地域密着型無料宅配情報誌「ぱど」の編集・発行事業を営んできた。Personal ADvertising(個人広告)の頭文字をとって名づけられた「ぱど」は、「譲ります」「買います」など誰でも気軽に安価に情報を発信できる、受信者は無料で情報を受け取れる双方向メディアとして誕生して以降、個人広告のみならず販売促進広告、求人広告及びイベント情報など多様な顧客ニーズに応えてきた。しかしながら、ぱどの属するフリーペーパー・フリーマガジン市場では、ターゲットの多様化・細分化に合わせて媒体の多様化が進んでおり、媒体数は増加しているものの、紙媒体だけでなくインターネット広告との価格競争が恒常化する など、依然として厳しい経営環境が続いている。そこで、ぱどとしては、抜本的な経営改革や財務体質の強化が喫緊の課題となっており、平成28年3月中旬から他社との資本業務提携を含めた間接金融、直接金融等の様々な選択肢の検討を開始するに至ったもの。以上M&Aタイムスより