デジタルガレージ、電力小売供給基幹システム提供のパネイルに出資

株式会社デジタルガレージ（東証一部4819、本社：東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO：林 郁、以下：DG）は、全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社DGインキュベーション（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：六彌太 恭行、以下：DGI）を通じ、株式会社パネイル（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：名越達彦）に出資した。

パネイルは、今回の第三者割当増資によって総額11.8億円の調達を完了した。

パネイルは、クラウドコンピューティング環境と人工知能を活用して完全自動化した電力小売プラットフォーム「Odin」（オーディン）を提供している。「Odin」は Rubyベースで構築した電力小売供給基幹システムを核としており、30分確定使用量データを自動で取り込み、電力ビッグデータをスケーラブルかつリアルタイムに処理できる特徴を備えている。人工知能(AI)ディープラーニングを通じて電力需要予測を行う需給予測エンジン「Odin Gungnir」(オーディン グングニル)と組み合わせることで電力小売供給業務を大きく効率化する。

今回の調達を受け、パネイルは「Odin」のサービス向上及び機能強化を加速していく予定。また、DGは今後グループのアセットを広く活用して、パネイルの事業拡大と企業価値向上を支援していく。