一方メディエは、医療業界関係者が日々変化する商品情報を正確に把握することを目的に、医療材料の管理コード標準化等に取り組んでおり、現在では約100万件の医療材料の製品データベースを構築・提供している。
医療材料業界においては、同一償還価格の医療材料は同一電算コード処理されるレセプト請求を要因に、市場分析のニーズはあるものの、その把握は困難であった。
これを受けメディカル・データ・ビジョン社は、同社が保有する大規模診療データベースを活用し、2016年11月に業界初となる医療材料に関するメーカー別・製品別シェア分析調査サービスの提供を開始(※)した。
今回の協業では、さらに精緻な分析結果の提供を目指し、同社が保有する日本最大級の実診療データベースに、メディエが保有する医療材料の製品データベースの知見を融合していく事となる。
なお、今春頃を予定している循環器領域を手始めに、当該データベースの構築が完了した領域から順次、分析データの提供を開始する予定となっている。
<(※)メーカー別・製品別シェア分析調査サービスの内容と価格>