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日本最大規模の診療データベースの完成を目的に,メディカル・データ・ビジョンとメディエが協業開始医療材料データベースの知見を融合

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医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之)と、株式会社メディパルホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:渡辺 秀一)の子会社であるメディエ株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:一柳 吉孝)は、メディエの医療材料に関わる製品情報を活用して、メディカル・データ・ビジョン社が保有する実診療情報から、医療材料の市場把握が可能となる日本最大規模のデータベースの完成を目的とした協業を開始することを発表した。

メディカル・データ・ビジョン社は、国民の8人に1人に相当する約1,785万人の大規模診療データベースを保有し(2017年2月末現在)、医療・健康情報における利活用のパイオニアとして、主には製薬会社の皆さまに実臨床現場における薬剤処方実態をはじめとした各種分析データを提供してきた。
一方メディエは、医療業界関係者が日々変化する商品情報を正確に把握することを目的に、医療材料の管理コード標準化等に取り組んでおり、現在では約100万件の医療材料の製品データベースを構築・提供している。

医療材料業界においては、同一償還価格の医療材料は同一電算コード処理されるレセプト請求を要因に、市場分析のニーズはあるものの、その把握は困難であった。
これを受けメディカル・データ・ビジョン社は、同社が保有する大規模診療データベースを活用し、2016年11月に業界初となる医療材料に関するメーカー別・製品別シェア分析調査サービスの提供を開始(※)した。
今回の協業では、さらに精緻な分析結果の提供を目指し、同社が保有する日本最大級の実診療データベースに、メディエが保有する医療材料の製品データベースの知見を融合していく事となる。
なお、今春頃を予定している循環器領域を手始めに、当該データベースの構築が完了した領域から順次、分析データの提供を開始する予定となっている。
<(※)メーカー別・製品別シェア分析調査サービスの内容と価格>