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東電、電力・エネルギー分野に特化した米国VCファンドへ出資~海外ベンチャーへの戦略的投資を加速~

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東京電力ホールディングス株式会社は、電力・エネルギー分野の革新技術や先進的ビジネスモデルを保有するベンチャー企業に投資を行う米国のベンチャーキャピタル・ファンドEnergy Impact Fund(最高経営責任者:Hans Kobler氏、本社:米国ニューヨーク州)へ出資すると発表した。

東京電力ホールディングス株式会社は、電力・エネルギー分野の革新技術や先進的ビジネスモデルを保有するベンチャー企業に投資を行う米国のベンチャーキャピタル・ファンドEnergy Impact Fund(最高経営責任者:Hans Kobler氏、本社:米国ニューヨーク州)へ出資すると発表した。

東京電力ホールディングスは、再生可能エネルギー・蓄電池の普及や電力・ITとの融合など世界のエネルギー市場の新たな潮流を踏まえ、社外からベンチャーキャピタリストを招聘し、先進的な技術やサービスを保有するベンチャー企業への投資を検討していた。

同ファンドは、電力・エネルギー分野の低炭素化・分散化・デジタル化などに貢献する先端技術や革新的ビジネスモデルを保有するベンチャー企業を探索し、戦略的投資を行っている。

東京電力ホールディングスは、同ファンドに出資するとともに人材を派遣し、同ファンドが投資するベンチャー企業が保有する技術・ノウハウならびにベンチャー精神・文化の獲得や、徹底した顧客本位の意識を有する人材育成につなげていく方針。

さらに、同ファンドのパートナー企業である海外の主要電力会社などと、電力・エネルギー分野のベストプラクティスについて情報共有を行うとともに、ベンチャー企業と協力して海外における将来の事業展開の可能性について検討していく。

東京電力ホールディングスは、今後も電気事業のイノベーションを引き起こしうる新たなビジネスモデルや技術を有するベンチャー企業への出資を積極化することで、新たなナレッジを蓄積し、市場の激変に備えるとともに、電気事業の変革に挑戦していくとしている。