以下、チェンジ社より引用
当サービス開始にあたっての背景・市場環境に関する情報の補足です。
「Amazon Echo」(音声認識によるアシスタントデバイス)の出荷台数は 2019 年までに1億1300万台と予測(注1)されています。デバイス入力方法は、2010 年前後から PC(キーボード)からタッチ(スマートフォン・タブレット)に移り、次の段階では音声入力になるという見方が大勢を占めています。Amazon Echo に搭載されている音声認識・入力技術が「Alexa」です。Alexa は他社が提供する音声認識技術と比較して、スマートフォンではなく、家庭内などの空間に固定的に設置されて、様々なアシスタント機能を提供する点が特徴です。つまり、家庭内の IoT 機器すべてを音声でコントロールしたり、搭載した車をコントロールすることを可能にする技術と位置付けられます。
注1)米国みずほ証券のアナリスト Neil Doshi 氏による予測
Alexaに接続するアプリやプラットフォームは、Skill(スキル)と呼ばれ、開発者が自由に開発し、公開することができます。例えば、上述の Amazon Echoでは、音声によるAmazonへの注文が出来ますが、この文脈を解析するプログラムがSkillといえます。2017年2月には公開されているSkillの数は1万を超え、急速に拡大を遂げています。
チェンジ社長の福留大士は、「2017年の米国CES(注2)で最も注目を集めたAlexaは、スマートフォン時代のタッチインターフェースの次に到来するIoT時代の音声インターフェースの大本命です。我々はビッグデータ解析のサービスラインを中心に、関連する知的財産権の取得も含め、音声データの解析技術を磨いておりますが、今回、スマートフォン向けアプリケーション開発のノウハウとそれらの技術を融合したうえで、日本市場における Alexa の活用をリードして参ります。」と述べております。
注2)米国ネバダ州で実施される見本市(Consumer Electronics Showの略)
※本リリースで使用しているAlexa、Amazon Echoなどの名称は米国 Amazon.com Inc.の登録商標です。